華やか若手、真剣勝負 京都・南座、三月花形歌舞伎で源九郎狐 尾上右近

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「三月花形歌舞伎」に出演する歌舞伎俳優の尾上右近=大阪市北区で2021年2月6日、山田尚弘撮影
「三月花形歌舞伎」に出演する歌舞伎俳優の尾上右近=大阪市北区で2021年2月6日、山田尚弘撮影

 歌舞伎の次代を担うホープ。6日、京都・南座で始まる三月花形歌舞伎で、名作「義経千本桜」の「吉野山」「川連法眼館(かわつらほうげんやかた)」に挑戦する。憧れの演目に出演できる喜びをかみしめつつも、「責任も伴う公演です」と表情をひきしめる。

 30歳の中村壱太郎を筆頭に、20代の右近、中村米吉、中村橋之助、中村福之助、19歳の中村歌之助と、若い花形たちが軸となるフレッシュな座組だ。

 「吉野山」は、恋しい源義経がいる大和国(現奈良県)の吉野山に向かう静御前と、供をする佐藤忠信の道行きを描く舞踊劇。実はこの忠信、源九郎狐(げんくろうぎつね)が化けている。静御前が義経から預かった鼓に両親の皮が使われていたため、鼓を慕って付き従ってきたのだ。

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