ホンダが世界初の商品化 「レベル3」自動運転車の性能とは

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自動運転レベル3の機能が搭載されたホンダの新型レジェンド=ホンダ提供
自動運転レベル3の機能が搭載されたホンダの新型レジェンド=ホンダ提供

 ホンダは5日から、一定条件の下で前方を見ずにハンドルから手を離したまま走れる自動運転「レベル3」の機能を搭載した高級セダン「レジェンド」を販売する。レベル3の車の市販は世界で初めてだ。既に販売されているレベル2からどう進歩したのか。取材を進めると、レベル3が抱える課題や、推進する政府の「思惑」も見えてきた。

 「当初、自動運転技術はよちよち歩きだった。市販できるまでになり感無量だ」。本田技術研究所の杉本洋一エグゼクティブチーフエンジニアは記者向けの説明会で喜びを語った。レベル3の商品化に向けた動きが本格化したのは2014年以降といい、数年かかって市販にこぎ着けた。

 自動運転のレベルは5段階に分けられる。レベル1は速度かハンドル操作の自動制御。日産自動車の「スカイライン」などで実用化されているレベル2は、高速道路などで手放し運転が可能だが、あくまで運転主体は人で、ドライバーが周囲を監視しなければならず、正確には自動運転ではなく「運転支援」に分類される。

 これに対し、レベル3の…

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