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韓国の尹錫悦(ユンソクヨル)検事総長は4日、記者団に「この国を支えてきた憲法精神や法治システムが崩壊している」と述べ、辞意を表明した。青瓦台(大統領府)によると、文在寅(ムンジェイン)大統領は辞意を受け入れた。尹氏は文政権を支持しない中道や保守勢力から次期大統領候補として期待されており、韓国メディアは「政界進出の可能性」(KBS)と報じ、次の動きに関心を寄せている。
尹氏は、与党の「共に民主党」が検察の直接捜査権を新組織に移譲する「重大犯罪捜査庁設置法案」を2月に国会に提出したことに反発。ここ数日、政府批判を強めていた。辞意表明では言及しなかったが、法案を推進する政府・与党への抗議の辞任とみられる。
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