- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
4日午前0時ごろ、新潟県糸魚川市来海沢(くるみさわ)の山中で幅100メートル、長さ約1キロにわたって地滑りが起き、流入した土砂で住宅など6棟が倒壊した。けが人はなかった。同市市野々、御前山の2世帯4人が一時孤立したが、県の防災ヘリコプターなどで全員救助された。【石塚誠、池田真由香】
新潟地方気象台によると、1~2日にかけて気温が上がり積雪が解け、地盤が緩んで地滑りを誘発した可能性がある。気象台はこの日、糸魚川市などに融雪注意報を発令していた。
市は同日未明、来海沢の一部の9世帯19人に避難勧告を出し、住民らは西海地区公民館(同市水保)や親戚宅などに避難した。しかし地滑りが収まらず、同日午後には来海沢全域などに避難勧告を拡大。15世帯約25人が入浴施設のある権現荘(同市田麦平)へ避難した。
この記事は有料記事です。
残り812文字(全文1161文字)