高岡銅器が醸す“世界初の味” 鋳物メーカー、ウイスキー蒸留器開発 雑味抜けまろやかに /石川

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世界初の鋳物製ウイスキー蒸留器を眺める若鶴酒造の稲垣貴彦取締役(左)、老子製作所の元井秀治会長(右手前)ら=富山県砺波市の若鶴酒造で2020年11月12日、高良駿輔撮影
世界初の鋳物製ウイスキー蒸留器を眺める若鶴酒造の稲垣貴彦取締役(左)、老子製作所の元井秀治会長(右手前)ら=富山県砺波市の若鶴酒造で2020年11月12日、高良駿輔撮影

 富山県高岡市で江戸時代から約400年の歴史を誇る「高岡銅器」の技術を応用し、釣り鐘を手がける鋳物メーカーが世界で初めて鋳物製ウイスキー蒸留器を開発した。鋳物特有のざらざらした表面がウイスキー造りに好影響をもたらすという。釣り鐘とウイスキーの意表を突く組み合わせ。海外から既に問い合わせもあり、高岡の熟練の技が世界のウイスキー蒸留所へ広まって深い味わいをもたらす日も夢ではない。【高良駿輔】

 蒸留器を開発したのは高岡市の老子(おいご)製作所。江戸時代中期の創業以来、銅合金を使った釣り鐘など大型の鋳物を得意とする。広島平和記念公園の「平和の鐘」をはじめ、国内の釣り鐘シェア7割を誇る。

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