連載

つむぐ平和

広島で平和を願う人たちの思いを伝えます。

連載一覧

つむぐ平和

広島二〇二一/29 被爆2世へ援護求め 角田拓さん(57)=東区 /広島

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
厚生労働省が示した「記録簿」のひな形を手に、記者会見する角田拓さん=広島市中区国泰寺町1の広島市役所で、小山美砂撮影
厚生労働省が示した「記録簿」のひな形を手に、記者会見する角田拓さん=広島市中区国泰寺町1の広島市役所で、小山美砂撮影

角田拓(かくだ・たく)さん(57)

 被爆者の子どもである被爆2世に対し、健康診断の受診結果などを記載する「記録簿」が6月にも配布される見通しとなった。広島県被爆二世団体連絡協議会(二世協)事務局長として「今後さらなる援護を求めるにあたり、国と同じ土俵に立てた」と胸を張る。医療費給付を実現する糸口にしたいと意気込む。

 共に暮らす母(86)の両肩には、小さな花形のケロイドが残る。1945年8月6日朝、牛田国民学校(現広島市立牛田小、東区)5年だった母は、グラウンドにいた。背後にオレンジ色の火の玉が見え、振り向いた時に被爆した。花形はブラウスの模様で、右腕や首筋も原爆の熱線に焼かれた。

この記事は有料記事です。

残り613文字(全文906文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集