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新型コロナ患者、退院後調査 長引く若者の後遺症 嗅覚・味覚障害、脱毛の症例

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 新型コロナウイルスの感染が中国・武漢で初めて確認されてから1年以上が過ぎ、後遺症の実態が徐々に明らかになってきた。若年層は重症化しにくいとされているが、長期にわたって続く脱毛や倦怠(けんたい)感などの症例が国内外の医療機関から報告されている。国内では感染時にPCR検査を受けられず「コロナ患者」として扱われない人たちの苦しい状況も浮かび上がってきた。【林奈緒美】

 「若いし、コロナに感染しても2週間で元気になると思っていた。1年近くたつのに症状は治まらず、一生このままでは、と不安になる」。昨年3月に新型コロナに感染した東京都内の飲食店勤務の女性(30)は、こう言ってため息をついた。退院から約1年たったが、数分歩いただけで息切れや頭痛がし、針で刺されるような痛みを心臓に感じることもある。感染前にはなかった不整脈の症状が表れ、倦怠感が強く、少しでも動くと起き上…

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