高校生のがん患者 6割が休学、1割近くが退学に 初の全国調査

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小児がん患者の医療や社会生活について調べた初めての調査結果について記者会見する小川千登世・国立がん研究センター中央病院小児腫瘍科長(中央)=同センター提供
小児がん患者の医療や社会生活について調べた初めての調査結果について記者会見する小川千登世・国立がん研究センター中央病院小児腫瘍科長(中央)=同センター提供

 国立がん研究センターは、高校生のがん患者の約6割が休学した経験があるとの調査結果を発表した。院内学級に転校した場合、復学するのが難しくなるケースが多いためとみられる。退学も1割近くいるといい、調査した同センター中央病院の小川千登世・小児腫瘍科長は「学習継続のため、在籍校と院内学級の二重学籍を国は認めてほしい」と訴えている。

 小児がん患者を巡る治療と社会生活との両立についての本格調査は初めて。全国97病院で2014年と16年に治療を受けた診断当時18歳以下の患者2511人へ、19年9月から20年4月にかけて調査票を順次発送・回収。同意のあった1029人を解析対象とした。

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