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女性蔑視発言の森喜朗氏40分独演 JOC評議員会、黙認の背景

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セレモニーで東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(左)から聖火ランタンを受け取り掲げる日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長=東京都新宿区の日本オリンピックミュージアムで2020年8月31日(代表撮影)
セレモニーで東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(左)から聖火ランタンを受け取り掲げる日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長=東京都新宿区の日本オリンピックミュージアムで2020年8月31日(代表撮影)

 なぜ、珍しくその場にいたのか気になった。東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗前会長(83)が女性蔑視発言をしたのは、日本オリンピック委員会(JOC)の評議員会でのこと。関係者を取材すると、発言を黙認してしまう背景が見えてきた。

 森氏は日本体育協会(現日本スポーツ協会)や日本ラグビー協会の会長を歴任するなどスポーツ界と関わりが深く、JOCでも理事を経験し、2011年6月から名誉委員となった。名誉委員はスポーツ功労者の中から選ばれ、評議員会で意見することはできるが、議決権はない。

 森氏の女性蔑視発言は、2月3日のJOC評議員会の最後に起きた。その日の評議員会の議題は、役員選考方法の見直し。従来の競技団体の枠を廃止し、スポーツ庁が定める競技団体の運営指針「ガバナンスコード」に沿って外部理事や女性理事を増やすように規定を改める内容だ。JOCの山下泰裕会長(63)は森氏が出席した理由について、五輪の準備状況の説明の他に、こうも述べている。

 「(役員の)選考改革はJOC内で少なからず反対はあった。その中でも森会長に…

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