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聖火リレーは機運醸成のカード? 中断基準あいまい 自治体困惑

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新型コロナウイルスの感染が国内で広がる前の2020年2月に聖火リレーのリハーサルを行う石原さとみさん。3月25日からの聖火リレーでは沿道の密防止が課題となる=東京都羽村市で2020年2月15日午前11時4分、梅村直承撮影
新型コロナウイルスの感染が国内で広がる前の2020年2月に聖火リレーのリハーサルを行う石原さとみさん。3月25日からの聖火リレーでは沿道の密防止が課題となる=東京都羽村市で2020年2月15日午前11時4分、梅村直承撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中で行うべきか否か……。スタートまで1カ月を切った聖火リレーへの関心は高い。その見直しは昨年、大会組織委員会が「聖域なき見直し」と掲げて取り組んだ大会簡素化で一度は検討課題に挙がっていた。

 昨夏、象徴的なやり取りを耳にした。競技会場があるなどの理由で聖火リレーの日程を3日間割り当てられている関係自治体に対し、組織委の担当者は、他の道府県と同じ2日間に減らすことを提案した。対応した自治体側の担当者が「受け入れられません」と告げると、組織委側は「そうですよね。無理ですよね」と、あっさり引き下がったというのだ。自治体関係者は「本当に短くする意思があれば交渉は続くが、あっけなかった。簡素化に取り組んだという形を残したかったのだろう」と振り返る。

 組織委は昨年6月、計画の効率化と合理化による大会の簡素化を図ることで国際オリンピック委員会(IOC)と合意した。延期された大会の機運醸成に向け、インパクトのある経費削減策を示すのが狙いだった。聖火リレーの日程短縮は目玉の一つだったが、本気度を疑問視する声もあった。

 組織委幹部は「聖火リレーの担当者は…

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