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選手紹介/5 伊藤琢磨三塁手(2年) 父にプレーで恩返し /茨城

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ノックを受ける伊藤琢磨三塁手=茨城県土浦市中村西根の常総学院で2021年1月10日、長屋美乃里撮影 拡大
ノックを受ける伊藤琢磨三塁手=茨城県土浦市中村西根の常総学院で2021年1月10日、長屋美乃里撮影

 入学当時使っていたグラブは、「日本一の守備力」と刺しゅうを入れていた。父・英治さん(45)と考えた、「常総で背番号4(正二塁手)を取る」という思いが込められた言葉だ。現在のポジションは正三塁手。二つ目のグラブには「一心不乱」と入れた。

 シニアチームでも二塁手として活躍。常総学院で三塁手になったのは秋季県大会の後、島田直也監督に言われてからだ。未練もあったが、「どのポジションでも自分の役割を果たすだけ」と気持ちを切り替えた。三塁ベースに当たった打球がバウンドするなど、二塁手とは異なる難しさも感じながらも、練習の積み重ねで徐々に慣れていった。今は、安定した送球で守備に貢献している。

 打撃面でもチームの要。島田監督からの助言でバットの位置を肩に下げるなどフォームを変えると、関東大会では打率5割6分3厘をたたき出した。この大会で送りバントに失敗した反省もあり、小技も磨いている。

 2歳から続けてきた英治さんとのキャッチボールは、寮生活となった今も、帰省のたびに繰り返す習慣だ。「良い球、投げられるようになったな」。父の声を胸に、甲子園ではプレーで恩返しするつもりだ。=つづく


選手データ

▽栃木・黒磯中出身

▽身長170センチ、体重70キロ

▽右投げ、左打ち

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