橿原市が財政危機宣言 財政調整基金残高2億円に /奈良

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 橿原市の亀田忠彦市長は5日、市議会の施政方針演説で「財政危機を宣言し、事業の取捨選択による大幅な歳出の見直しを断行する」と述べた。同市では、市分庁舎や民間ホテルが入る複合施設「ミグランス」の建設などで、貯金に当たる「財政調整基金」を取り崩して予算編成する厳しい状況が続いてきたが、新型コロナウイルスによる一般財源の大幅減が追い打ちをかけた形だ。【田中なつみ、久保聡】

 市は同日、一般会計429億3000万円(前年度比1・2%減)の2021年度当初予算案を提案した。歳入では、新型コロナの影響で市民の所得減少が見込まれることから、市税は前年度と比べ約9億円減の約151億円と想定。一般財源となる地方交付税も約2億9000万円、地方消費税交付金も約2億円、それぞれ減少する見込み。不足分は財政調整基金などで対応する予定だが、今回は近年例を見ない約13億円の取り崩しを想定…

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