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待ったなし 断髪式待つ親方=武藤久

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 東京・両国国技館に近い部屋の関取のなかには大銀杏(いちょう)に結髪して会場入りする力士もいる。染め抜き姿での大銀杏は粋だし、雨の日にしこ名入りの番傘をさしての場所入りは一幅の絵になる。

 幕下以下の力士はいわゆるちょんまげで、大銀杏は十両以上の関取が本場所で結う髪形。その大銀杏も相撲を取り終わると支度部屋で床山の手によってちょんまげに結い直される。大銀杏は本場所の土俵と行事以外で結うことはなく、最後に大銀杏姿になるのは引退時だ。

 引退したばかりの親方たちの仕事は力士が土俵に向かう東西の花道の警備だが、このところ目につくのがちょんまげを付けた親方たちが多いことだ。元大関の豪栄道、琴奨菊、元関脇の安美錦、嘉風、豊ノ島、栃煌山、元前頭の誉富士、蒼国来らでそろって頭にまげが乗ったままだ。

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