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ミャンマークーデター

ミャンマー国軍がクーデターを起こし、アウンサンスーチー氏らを拘束。市民や国際社会からは抗議と批判が相次いでいます。

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ミャンマー「重大な人道危機に」国連特使警告 安保理が対応協議

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安保理での非公開会合後、声明を発表する英国のウッドワード国連大使=2021年3月5日、オンラインの会見映像から
安保理での非公開会合後、声明を発表する英国のウッドワード国連大使=2021年3月5日、オンラインの会見映像から

 治安部隊による抗議デモへの弾圧が続くミャンマー情勢をめぐり、国連安全保障理事会は5日、対応を協議する非公開会合をオンラインで開いた。国連のブルゲナー事務総長特使(ミャンマー担当)は「状況は重大な人道危機に向かっている」と述べ、安保理に「結束した行動」を緊急にとるよう要請した。会合を要請した英国は2月に出した報道声明より格上となる議長声明の採択を目指しており、各国が協議している。

 安保理外交筋によると、声明案には国軍の行動を「非難する」との文言が盛り込まれている。制裁への直接的な言及はないが、情勢が悪化すれば「さらなる手段」を検討する可能性を明記しているという。

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