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新型コロナの「逃避変異」とは 国内外で確認相次ぎWHOも懸念

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新型コロナウイルスの透過型電子顕微鏡写真=米国立アレルギー感染症研究所提供
新型コロナウイルスの透過型電子顕微鏡写真=米国立アレルギー感染症研究所提供

 ヒトが獲得した免疫が効きにくくなる「逃避変異」とみられる変異を持つ新型コロナウイルスが、国内外で相次いで確認されている。国立感染症研究所は「国内でのまん延は、中長期的に感染制御上のリスクとなりうる」としているが、現段階でワクチンの効果を無効にするものではないという。感染力が強くなるとされる英国由来のウイルス株とは異なるというこの変異。いったいどんなリスクが懸念されるのだろうか。

2週間に1回程度のペースで変異

 ウイルスの変異とは、増殖する過程で遺伝情報が変化することだ。流行の程度に左右されるが、新型コロナの場合、平均して2週間に1回程度のペースで変異しているとされる。ウイルスの性質が大きく変わることはまれだが、変異によって作られるたんぱく質を構成するアミノ酸が変われば性質が変わる場合がある。

 逃避変異の可能性が指摘されているのは、感染の足がかりとなるウイルス表面の「スパイクたんぱく質」の484番目のアミノ酸が変化した「E484K」という変異だ。…

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