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大変さを自分が体験したかった 妻の姓に改姓、村山淳さん/下

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村山淳さん=高松市塩江町で2020年11月26日午後5時48分、西本紗保美撮影
村山淳さん=高松市塩江町で2020年11月26日午後5時48分、西本紗保美撮影

 2017年に東京の大学院を卒業して高松市塩江町の地域おこし協力隊となり、一緒に移住した妻と結婚しました。「多くの女性が結婚で姓を変える大変さを自分が体験してみたい」と思い、2人で話し合い、私が改姓しました。一般社団法人を設立し、塩江で続けている地域づくりの活動では、普段は旧姓の「村山」を使います。

 改姓して困ったことは、フルネームで呼ばれても自分という感覚がせず、病院などで呼ばれても気がつかないことです。また、休眠預金の通帳を復活させようと思い銀行に行ったら、窓口での手続きが進まず、結局穴の開いた昔のパスポートを提出したこともあります。改姓した側は折々で、生活の困りごとに直面させられます。

 私の名刺には二つの名字を並べてありますが、渡す時に女性より男性の方が、不思議そうな反応をすることが多いです。年配の人には「婿養子」だと勘違いされることもあり、かといって説明すると長くなるし、面倒に感じることもあります。

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