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斎藤幸平の分岐点ニッポン

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斎藤幸平の分岐点ニッポン

資本主義の先へ レッツ!脱プラ生活 「不便」と向き合う体験

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地元の八百屋でビニール包装されていない里芋を買い、新聞にくるんでもらう斎藤幸平さん(左)=大阪市で、清水有香撮影
地元の八百屋でビニール包装されていない里芋を買い、新聞にくるんでもらう斎藤幸平さん(左)=大阪市で、清水有香撮影

際限ない労力とコスト/楽しく、ポジティブに

 気鋭の経済思想家、斎藤幸平さん(34)が時代を映す出来事からこの社会を考える連載。今回は、生活の中のプラスチックをできるだけ減らす「脱プラスチック」=*=に挑戦した。軽くて丈夫なプラスチックは暮らしに便利さをもたらした一方、使い捨てのプラごみによる海洋汚染が世界的な問題になっている。環境危機に警鐘を鳴らしてきた斎藤さんが、15日間の実践を通して学んだものとは。

 レジ袋が有料化され、マイバッグを持つ人も増えている。だが、それにどれほどの意味があるだろうか。スーパーもコンビニも、プラスチックに包まれた商品ばかり。最後の1枚をなくしたところで、容器やパッケージなど膨大なプラスチックが依然として使われている。その程度のSDGs(持続可能な開発目標)は環境危機の現実から目を背け、苦悩を和らげるための「免罪符」でしかない。だから、自著『人新世の「資本論」』では「S…

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