中国外相「ジェノサイド、米国こそ」 バイデン政権につけた注文

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テレビ会議方式の記者会見で発言する中国の王毅国務委員兼外相=北京で2021年3月7日、AP
テレビ会議方式の記者会見で発言する中国の王毅国務委員兼外相=北京で2021年3月7日、AP

 中国の王毅国務委員(副首相級)兼外相は7日、北京で全国人民代表大会(全人代=国会)に合わせた記者会見を開いた。「米国は民主主義や人権を旗印に、他国の内政に干渉して戦乱の根源になってきた」と痛烈に非難。バイデン米政権の発足後、全人代で中国外相が会見するのは初めてだが、王氏は米中協力の重要性を指摘しつつ台湾、香港、新疆ウイグル自治区などの問題については「核心的利益への侵害は絶対に許さない」とはねつけた。

 王氏は会見冒頭の質問から「中国は覇権主義に反対し、主権の侵害や中華民族の尊厳を汚すことを容認しない」と述べ、政権交代後も対中強硬姿勢を続ける米国をけん制した。

 王氏は米中関係が「公正、公平な競争であるべきで、互いに攻撃し合うべきではない」とも述べ、新型コロナウイルス対策や気候変動、世界経済の立て直しなど地球規模の課題で連携する意向も示した。

 ただ…

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