- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

東日本大震災の被災者にピアノを届ける活動を続けてきた市民団体「被災地へピアノをとどける会」(仙台市)が、震災から10年となる節目に活動を終えた。5日、520台目となる最後のピアノを宮城県東松島市の保育園に届けた。会を結成したきっかけは、ある女の子の「ピアノ、流されちゃった」という一言。会の委員長、庄司美知子さんは「子どもたちがピアノを続けられるよう全力を尽くせた。日本中、世界中からの支援が活動をつないでくれた。本当に感謝している」と話す。
震災から約1カ月半後。庄司さんは、同県南三陸町の民宿で演奏会を開いた。町は津波により約6割の家が全壊し、主要産業だった水産業も深刻な被害を受けていた。
この記事は有料記事です。
残り882文字(全文1180文字)
時系列で見る
-
宮城・石巻に震災伝承施設「MEET門脇」開設 「教訓伝える」
929日前 -
「被害主張は女のヒステリー」 原発事故被災者が受けた女性差別
929日前 -
福島・大熊 復興拠点一部立ち入り規制緩和 避難指示解除へ準備
930日前 -
新しい家族と帰りたい 故郷・双葉での子育てを夢見て
930日前動画あり -
あの言葉がなければ今はない 72歳現役「鉄人」が振り返る3.11
930日前 -
消えた古里の原風景 被災住民の心支えた大槌の桜、キルトで再現
930日前 -
なぜ息子は津波に…父、出会い重ねて「命のバトン」届ける道に
930日前 -
「見出しにとられますよ」そして高い発生確率だけ残された /3
930日前図解あり -
楽天・早川、グラブ手に津波から逃れた日 心に刻む使命と運命
930日前 -
始まりは「ピアノ、流されちゃった」 届けること520台、活動に幕
931日前 -
「原発の安全神話」削除一転、パネル新設 問われる伝承施設の意義
931日前深掘り -
原子力災害伝承館、被災者「教訓分からぬ」批判 半年待たず展示替え
931日前深掘り -
「娘と走りたい」大川小遺族の聖火ランナー コロナ禍でも「意味」信じて
931日前 -
義援金の恩、忘れません 台湾でイベント 東日本大震災10年
931日前 -
石巻の「ほやドル」 津波で犠牲になった祖父への「手紙」を歌に
931日前動画あり -
コロナ禍で生きた「東日本大震災の学び」 精神科医・斎藤環さん
931日前 -
被災高齢者から聞いた「座れなかった」 防災チェア、元記者開発
931日前 -
神様、友達を返して 大川小児童、もがいた10年
931日前 -
「科学だけでいいのか」調査委トップの苦悩と異例の判断 /2
931日前図解あり