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ミャンマークーデター

ミャンマー国軍がクーデターを起こし、アウンサンスーチー氏らを拘束。市民や国際社会からは抗議と批判が相次いでいます。

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「こんな仕事はいやだ」ミャンマー、警察官も不服従運動に

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抗議デモの参加者と対峙(たいじ)する警察官ら=ミャンマー最大都市ヤンゴンで2021年2月19日、AP
抗議デモの参加者と対峙(たいじ)する警察官ら=ミャンマー最大都市ヤンゴンで2021年2月19日、AP

 国軍のクーデターに対する抗議デモが続くミャンマーで、デモ隊を弾圧する警察官の間にも、職務を放棄する「不服従運動」が広がり始めた。軍政による訴追を避けるため、隣国インドに逃れる警官も出てきている。

 「国民に奉仕すべき警官が、軍事政権下では国民に苦痛を与えなければならない。こんな仕事はいやだと思った」。バンハベイさん(23)は毎日新聞助手の取材にそう訴えた。バンハベイさんは最大都市ヤンゴンの警察署に勤めており、クーデター後、中心部で行われるデモの取り締まりを命じられた。現場で多くの市民による国軍批判を聞き、軍政が信頼できなくなった。今月4日から職務を放棄している。上司の署長に「ヤンゴンから逃げるように」と諭され、故郷の北西部チン州に戻ったという。

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