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県内で最も古い看護学校、富山赤十字看護専門学校(富山市牛島本町2)が3月末で閉校する。医療の高度化に伴い看護系大学への進学が主流となり、学生確保が難しくなったのが理由。3日には最後の卒業式が開かれ、男女19人が巣立った。【青山郁子】
大学進学が主流に
県内には、大学、短大、専門学校、高校など11カ所の看護師養成教育機関がある。近年の医療の高度化で従来の3年間の看護教育では不十分となってきた。それに伴い、大学の看護学部への進学が主流となり、県内でも富山大や県立大に相次いで看護学部が設置された。
このため全国でも従来の看護専門学校の閉校が相次いでいる。県内では、国立病院機構富山病院付属専門学校(富山市)が2020年を最後に学生募集を中止。富山赤十字看護専門学校と県立総合衛生学院(同)看護学科も今月末に閉校、閉科する。また高岡市では、三つの看護専門学校が統合し2017年に県高岡看護専門学校が誕生した。
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