約200年ぶり祇園祭の山鉾巡行復帰目指し 最大級「鷹山」制作

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10分の1の模型を使い、鷹山本体(背後)の構造などを説明する山田純司代表理事(右)や設計者の末川協さん(左)=京都府京丹波町で2021年2月16日午前10時56分、矢倉健次撮影
10分の1の模型を使い、鷹山本体(背後)の構造などを説明する山田純司代表理事(右)や設計者の末川協さん(左)=京都府京丹波町で2021年2月16日午前10時56分、矢倉健次撮影

 祇園祭の後祭(あとまつり)山鉾(やまほこ)巡行(7月24日)に2022年の本格復帰を目指す鷹(たか)山の本体部分の製造工程が、京都府京丹波町の安井杢(もく)工務店倉庫で公開された。1826年を最後に巡行に参加できていない曳山(ひきやま)の鷹山は、鷹匠など3体のご神体人形を除く懸装品(けそうひん)などは、ほぼ全て失われた。そのうち、ペルシャじゅうたんの左右胴掛(どうかけ)は購入済み、「二番水引」と「三番水引」などが既に制作に入っている。

 今回の復興で本体部品のうち、車輪は船鉾から、ご神体人形や囃子方(はやしかた)らが乗る櫓(やぐら)の部分は菊水鉾から、櫓を支え車輪を取り付ける石持(いしもち)は放下鉾から、それぞれ現在は入手困難な硬い木材を譲り受けた。直径約2メートル、重さ約500キロで、21本のスポークがある車輪などは全て解体・点検し、傷みが激しい部品は取り換えた。

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