- Twitter
- Facebook
- はてなブックマーク
- メール
- リンク
- 印刷

東日本大震災の被災地から遠く離れた大分県日田市で10年にわたって支援を続ける団体がある。ボランティア団体「チーム大分」(日田市)だ。「10年はあっという間でした」と梅山忠信代表(80)は振り返る。【辻本知大】
2011年3月11日、梅山さんは日田市の自宅で津波が街を襲う惨状をテレビで見ていた。「大変なことになった」。梅山さんは地域貢献活動に励み、阪神大震災で避難所運営のボランティアをした経験があった。自分の持っているノウハウを生かそうと、翌日にチーム大分を立ち上げた。
同年5月には、被害の大きかった宮城県石巻市などを仲間とともに訪れ、泥やがれきの片付けをした。梅山さんは「夜に被災地に到着したが明かりはなく真っ暗。翌朝、めちゃくちゃになった街を見て言葉が出なかった」と話す。
この記事は有料記事です。
残り604文字(全文945文字)
時系列で見る
-
「命」考え、防災に 震災の証言や記録まとめた子供向けの本出版
43日前 -
アロマで避難者癒やす 福島から避難した鈴村さん 恩返し込め
43日前 -
「東京に来て」強く言えれば…夫の後悔 妻の首飾り、いつか孫に
43日前 -
岩手、宮城、福島の自治体76%が復興事業完了せず コロナも影響
43日前 -
被災地で砕かれた自負 旧大川小で慰霊法要続ける薬師寺の僧侶
43日前 -
官僚たちはどう復興を描いたか? 事務次官経験者2人に聞く
43日前深掘り -
福島から和歌山へ、600キロ通い「恩返し」の三味線指導
43日前 -
ドローンのカメラがとらえた東北の被災地は 東日本大震災10年
43日前動画あり -
被災地で活動した自衛官が感じた 自衛隊「にも」頼るという姿勢
43日前 -
被災の子に夢 大分の団体、プレゼント1万個 今後は高齢者支援に
43日前 -
三陸応援弁当で「旅行気分味わって」 山形・天童
43日前 -
東日本大震災定点写真・歩みつづけて
43日前動画あり -
北茨城、高さ7メートルの防潮堤 「危険察知の手段減った」
43日前 -
「記録残し、復興問い続けて」 福島県立博物館・筑波匡介学芸員
43日前 -
「危機感持ち、資料収集を優先」双葉の伝承館 瀬戸真之学芸員
43日前 -
1200人が福島・双葉から埼玉・加須へ 走りながら考えた避難
43日前 -
200キロ離れた埼玉から「双葉町民の代弁者」に 新人町議の願い
43日前イチオシ -
宮城・石巻に震災伝承施設「MEET門脇」開設 「教訓伝える」
43日前 -
「被害主張は女のヒステリー」 原発事故被災者が受けた女性差別
43日前イチオシ