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東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

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被災地で活動した自衛官が感じた 自衛隊「にも」頼るという姿勢

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出動した宮城県名取市の地図を示しながら、当時の状況を語る坂本崇3佐=京都府宇治市広野町の陸上自衛隊大久保駐屯地で2021年3月2日午後3時52分、鈴木健太郎撮影
出動した宮城県名取市の地図を示しながら、当時の状況を語る坂本崇3佐=京都府宇治市広野町の陸上自衛隊大久保駐屯地で2021年3月2日午後3時52分、鈴木健太郎撮影

 未曽有の大災害となった、2011年3月11日の東日本大震災。発生直後から人命救助やがれきの撤去、被災者の生活支援といった幅広い分野に当たるため、10万人を超える自衛隊員が派遣された。陸上自衛隊大久保駐屯地(京都府宇治市)にも、施設の建設・撤去を専門とする施設科部隊の指揮官として、被災地で活動した自衛官がいる。あの時の経験は、そして得られた教訓は、今も忘れることはない。東日本大震災から間もなく10年。【鈴木健太郎】

 初めて被災地に入った宮城・閖上(ゆりあげ)地区の空は、青く晴れていたはずだった。しかし、記憶に残るのはグレー一色の風景。地震と津波が残した一面のがれき、火災で焼き尽くされた市街地、一帯に残る津波が運んだ泥、火災の異臭――。晴天の記憶が書き換えられるほどのショックを受けた。

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