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第94回センバツ高校野球

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アグレッシブ・’21センバツ東海大甲府

第3部 選手紹介/7 /山梨

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塚本柊真二塁手=静岡市で2021年2月27日、金子昇太撮影 拡大
塚本柊真二塁手=静岡市で2021年2月27日、金子昇太撮影

チーム助ける守備を 塚本柊真(しゅうま)二塁手(2年)

 入学当初の体重は55キロ。打球が飛ばないのが悩みで、昨年の秋季大会は8キロ増量して臨んだ。結果は21打数5安打に終わったが、大会後にさらに5キロ増やし、打球の飛距離は確実に伸びている。守備では中継プレーの技術を上げようと、プロ野球の動画で立ち位置や捕球、送球などを勉強している。

 好きな言葉は「花よ咲け。何も咲かないそんな日は下へ下へと根を伸ばせ」。練習で結果が出ず、落ち込んでいた1年生の時、インターネットで勇気の出る言葉を検索し、見つけたという。「うまくいかない時も根を張っている時間だと思うようにしている」

 憧れの甲子園。「ここぞという場面でチームを助けるような守備をしたい」と話す。

フルスイング心掛け 三枝正弥一塁手(2年)

三枝正弥一塁手=静岡市で2021年2月26日、金子昇太撮影 拡大
三枝正弥一塁手=静岡市で2021年2月26日、金子昇太撮影

 身長182センチ、体重95キロの恵まれた体格を生かし、長打を狙うパワーヒッター。甲子園を目指し、甲斐市立竜王中から進学した。

 好機で代打に起用されることが多い。しかし、昨年の秋季大会では3試合で代打に立ったが、安打は出なかった。「緊張し、思い切りバットを振れなかった」と悔やむ。

 大会後、素振りを増やした。平日は500回、休日は1000回こなし、体にキレが出てきた。紅白戦や練習試合では「強い気持ちで臨み、空振りでもいいから思い切り振るよう心掛けた」という。

 チームが暗い雰囲気にならないよう笑顔を心掛けている。出場機会を得れば、「思い切り振って、チャンスで一本出したい」と意気込みを示す。=つづく

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