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古賀攻専門編集委員の政治を中心としたコラム。

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そこにあった「壊滅」=古賀攻

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 日本の歴史上最大の危機は、先の大戦でも、蒙古襲来でも、ましてや今のコロナ禍でもない。それは「2011年3月15日」だった――と三重県在住の樋口英明さん(68)が指摘している。

 14年5月、「3・11」以降で初めて原発(大飯原発3、4号機)の運転差し止めを命じた福井地裁判決時の裁判長だ。

 その日、福島第1原発で4号機の使用済み核燃料プールが干上がり、ベント不能な2号機では格納容器が大爆発する危機が同時に訪れた。だが4号機は水素爆発で逆に注水が可能になり、2号機は原因不明のまま圧力が下がった。

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