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東日本大震災10年 原発廃炉なお「序章」 解決までの年月直視を=荒木涼子(東京科学環境部)

東京電力福島第1原発の敷地にびっしりと並ぶ汚染処理水のタンク。その数は現在、1047基に上る=福島県大熊町で2021年2月13日午前11時14分、本社ヘリから手塚耕一郎撮影
東京電力福島第1原発の敷地にびっしりと並ぶ汚染処理水のタンク。その数は現在、1047基に上る=福島県大熊町で2021年2月13日午前11時14分、本社ヘリから手塚耕一郎撮影

 東京電力福島第1原発事故から10年たっても、政府は約1000基のタンクにたまり続ける汚染処理水の処分方法を決められていない。

 今後の廃炉作業を考えると、タンクを増設する余地は限られるので、何らかの方法で処分するのは仕方がない。だが、どんなやり方でも、処分方法が決まり、その後処分を始めてから終わるまで数十年はかかる。その間、政府は風評被害を防ぐ必要があるが、私たちもその現実に向き合い続け、この年月の重みを背負わなければならない。

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