特集

東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

特集一覧

自分の身は自分で でも原発の処理水は… 漁師妻たちの食堂は今

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
店の前で笑顔の加藤左枝さん。30席だが、午前10時半のオープン約30分後には行列ができていた=茨城県大洗町磯浜町で2021年3月9日、根本太一撮影
店の前で笑顔の加藤左枝さん。30席だが、午前10時半のオープン約30分後には行列ができていた=茨城県大洗町磯浜町で2021年3月9日、根本太一撮影

 茨城県大洗町磯浜町の食堂「かあちゃんの店」が9日、2カ月半ぶりに営業を再開した。栃木県から訪れた団体職員、鈴木満さん(48)夫妻は「ずっと来たくて、ホームページをチェックしていた」と列に並んだ。新型コロナウイルスへの警戒から店を閉めていた。

自分の身は自ら守る「コロナも同じ」

 調理も接客もするのは魚を知り尽くした漁師の妻たちだ。代表の加藤左枝さん(63)は「長い休み明け。体が付いてくるかなあ」と花丸の笑顔を見せた。

 2010年、大洗町漁協の直営店として、市場の前にあった倉庫を改築して開業した。新鮮さと手ごろな価格が評判で、町で1、2を争う観光名所に成長。年間の売上高は約1億4000万円に達していた。

この記事は有料記事です。

残り1010文字(全文1313文字)

【東日本大震災】

時系列で見る

次に読みたい

あわせて読みたい

注目の特集