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東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

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「災害時こそコミュニケーションを」陸自2佐が見た東日本大震災

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宮城県山元町での作業地図と写真を示し、派遣活動を説明する菅原祐也2佐=宇治市広野町の陸上自衛隊大久保駐屯地で2021年3月2日午後2時18分、鈴木健太郎撮影
宮城県山元町での作業地図と写真を示し、派遣活動を説明する菅原祐也2佐=宇治市広野町の陸上自衛隊大久保駐屯地で2021年3月2日午後2時18分、鈴木健太郎撮影

 東日本大震災の発生から2日後の2011年3月13日、宮城県亘理町。陸上自衛隊の菅原祐也2佐(41)=現第3施設大隊長=の目に映ったのは、津波で完全に水没した町並みだった。当時は第10施設大隊(愛知県春日井市)の第1中隊長。亘理町と、隣接する山元町で、道路の開通とがれきの撤去、行方不明者の捜索を担当する責任者だった。

 入隊前は北海道大で地球科学を学んだ、環境と気象の専門家。大学時代に北海道・有珠山噴火(00年)の被災地に行き、幹部自衛官としても新潟県中越地震(04年)の災害派遣を経験していた。それでも、東北で見た惨状は、それらをはるかに上回っていた。「それまで見た中で最大規模の破壊だった。改めて自然の脅威を思い知った」と衝撃を語る。

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