特集

東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

特集一覧

「津波の犠牲者、二度と」兄貴分亡くした町内会長の決意 青森

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
青森県三沢市三川目地区で開かれた防災講座で災害への備えについて話す渡辺長一さん(左)=同地区の三川目公民館で2021年2月28日午前11時5分、平家勇大撮影
青森県三沢市三川目地区で開かれた防災講座で災害への備えについて話す渡辺長一さん(左)=同地区の三川目公民館で2021年2月28日午前11時5分、平家勇大撮影

 東日本大震災の津波で住宅が全壊するなどの被害があった青森県三沢市三川目地区で、当時から消防団員として活動していた町内会長の渡辺長一さん(64)は震災後、自主防災組織をつくるなど地域ぐるみの防災活動を続けてきた。あの時、子どもの頃からの兄貴分を津波で亡くし、被災者を前に何もできなかったという思いを今も抱える。11日で、震災から10年。「人の命は失われたらそれで終わり。もう犠牲者を一人も出したくない」と語る。【平家勇大】

 2月28日、地区の町内会で開かれた防災講座。渡辺さんは約30人の参加者を前に、震災の遺族の悲しみは今も癒えていないことや、以前にもこの地区で津波被害があったことを話し、語りかけた。「海岸線に住む以上、津波のことは語り継がないといけません」

この記事は有料記事です。

残り584文字(全文915文字)

【東日本大震災】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集