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東日本大震災後の10年間も道内はさまざまな災害に見舞われた。被災体験は防災にどう生かされてきたのか。奥尻島で北海道南西沖地震に被災した経験を持ち、道内の災害に詳しい東北大災害科学国際研究所の定池祐季助教(災害社会学)に今後の課題を聞いた。【聞き手・土谷純一】
東日本大震災以前の国内の大きな津波災害は、1993年の北海道南西沖地震までさかのぼる。死者202人など大きな被害が出たが、2年後に阪神大震災が起きたこともあり、全道的な防災対策の教訓につながらななかった印象がある。
道内では震災後も、2013年の中標津町や湧別町での暴風雪、16年の台風10号、18年の胆振東部地震、他にも各地で起きた大停電など多様な災害が発生した。防災への関心が高まり、各地で自主防災組織ができた。
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