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東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

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訓練と共通する「恐れず侮らず」 自衛官が考える被災地での活動

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東日本大震災を振り返り「災害には『恐れず侮らず』の心構えが必要」と話す坂本晴俊1佐=宇治市広野町の陸上自衛隊大久保駐屯地で2021年3月5日午後2時22分、鈴木健太郎撮影
東日本大震災を振り返り「災害には『恐れず侮らず』の心構えが必要」と話す坂本晴俊1佐=宇治市広野町の陸上自衛隊大久保駐屯地で2021年3月5日午後2時22分、鈴木健太郎撮影

 陸上自衛隊大久保駐屯地(京都府宇治市)に本部を置く第7施設群の群長、坂本晴俊1佐(49)は東日本大震災が発生した2011年3月11日当時、陸上幕僚監部施設課に勤務していた。阪神大震災(1995年)では神戸市に派遣され、大都市の中心部が壊滅した状況をその目で見ていた。だが、被災状況を把握する連絡幕僚として被災地に入ると「まち全体が波にさらわれた光景は、神戸のような直下型地震での倒壊とは違う恐ろしさがあった」。

 派遣期間中の4月、第10施設大隊(愛知県春日井市)への転属を命じられたが、陸幕のある東京と春日井に1日寄っただけで慌ただしく東北に戻った。今度は大隊長として、宮城県名取市など4市町に4個中隊を配置し、がれき撤去と行方不明者の捜索に当たらせる一方、陸自の活動を調整する重責を担った。

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