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東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

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がんと震災を経験したセラピスト「命に寄り添う臨床宗教師に」

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臨床宗教師を目指して高野山大で学んでいる大塚弓子さん=和歌山県高野町で2021年3月4日午後3時36分、山口智撮影
臨床宗教師を目指して高野山大で学んでいる大塚弓子さん=和歌山県高野町で2021年3月4日午後3時36分、山口智撮影

 「東日本大震災から10年がたった今、まさか自分が高野山にいるとは想像もしなかった」。震災当時、宮城県石巻市の病院に勤めていた大塚弓子さん(42)=和歌山県高野町=は自身の歩みを振り返り、しみじみと語った。震災をきっかけに心のケアに関心を持ち、高野山大(高野町など)で仏教を学んでいる。将来は被災地や病院で心のケアにあたる臨床宗教師を目指している。

 大塚さんは17歳と26歳の時に甲状腺がんを患い、手術を受けた。術後に首や顔がむくむリンパ浮腫に苦しんだ経験から、マッサージでむくみをとる「リンパ浮腫セラピスト」となり、震災当時は石巻市の石巻赤十字病院に勤めていた。

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【東日本大震災】

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