「会社は真摯に反省と説明を」三菱電機社員死亡労災認定で遺族談話

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
自殺した三菱電機の新入社員男性の労災認定について、記者会見で説明する遺族側代理人の嶋崎量弁護士(左)ら=東京都千代田区で2021年3月11日午後2時31分、矢澤秀範撮影
自殺した三菱電機の新入社員男性の労災認定について、記者会見で説明する遺族側代理人の嶋崎量弁護士(左)ら=東京都千代田区で2021年3月11日午後2時31分、矢澤秀範撮影

 三菱電機の男性新入社員が2019年に自殺したことについて、尼崎労働基準監督署が労災認定した。上司のパワーハラスメントで精神疾患を発症したのが原因だったとみられる。遺族の代理人弁護士が11日、記者会見して明らかにした。労災認定を受けて遺族がコメントを発表した。全文は以下の通り。

   ◇

労災認定をうけて

 このたびの認定で息子が自殺に追い込まれたことについて、労災が認定されたことに感謝しております。このことは、息子にもすぐに報告いたしました。

 息子は大学を卒業し大きな希望をもってこれから社会に出て頑張るとやる気に満ちておりました。しかし、その矢先に教育主任からの暴言などで追い込まれ帰らぬ人となりました。過去の例からみてもパワハラを放置するような対応がさらに息子を苦しめたのではないか。今回の労災認定を契機に、三菱電機は問題の当事者として企業側の意識改革が必要と思います。また、今後二度と同じような被害者がでないように、本件に関する徹底した調査と情報の開示及び職場環境の改善に努めていただくことを切に希望します。

この記事は有料記事です。

残り750文字(全文1207文字)

あわせて読みたい

ニュース特集