発電余剰熱で果物栽培 新得の牧場、牛のふん尿活用し「特産品」を /北海道

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ビニールハウスで生産されるバナナと丸橋徹也さん=北海道新得町で2020年10月
ビニールハウスで生産されるバナナと丸橋徹也さん=北海道新得町で2020年10月

 新得町で、やっかいものとして扱われてきた牛のふん尿を活用した発電の余剰熱による果物の生産が始まっている。最近では百貨店で収穫されたメロンの販売もスタート。バナナの生産にも取り組みはじめ、生産者は「いつかは町の特産品に」と意気込んでいる。

 2020年10月下旬、新得町の「友夢牧場」。大型のビニールハウスに入ると、至る所に温水が流れるパイプが張り巡らされ、外が約8度と冷え込むのとは対照的に30度と汗ばむような温度に保たれていた。中央には高さ3メートルを超えるバナナの茎がずらっと並び、それぞれに青い実が50本程度下がっていた。

 牧場では乳牛1100~1200頭を飼育しているが、1日のふん尿は約80トンにもなり、処理費用がかさむことに長年頭を悩ませてきた。

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