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第103回全国高校野球選手権

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目指せ頂点・21センバツ敦賀気比

兄の帽子に成長誓う 細谷俊作外野手(2年) /福井

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兄から譲り受けた帽子とグラブを手にする細谷俊作外野手=福井県敦賀市沓見の敦賀気比高校で、大原翔撮影 拡大
兄から譲り受けた帽子とグラブを手にする細谷俊作外野手=福井県敦賀市沓見の敦賀気比高校で、大原翔撮影

 第93回選抜高校野球大会に出場する敦賀気比の細谷俊作外野手(2年)は、2018年夏の甲子園でプレーした兄の優作さん(20)に続き、聖地の土を踏むことを目標としている。現在は、昨秋に痛めた肘のけがを抱えながら、トレーニングを重ねる。冬の練習の成果をアピールし、メンバー入りを目指す。

 細谷選手は、同校野球部出身の優作さんの背中を追って同校に入学。練習や試合では兄から譲り受けた帽子とグラブを使っている。昨秋の公式戦では3試合に出場したが、無安打に終わり悔しさを味わった。「打ちたい」という気持ちが空回りするなど精神面に課題を残していた。

 「内面の弱さを表に出すな。日ごろの練習から声を出していけ」と優作さんが大会後に助言してくれた。その後は他の選手に大きな声で積極的に指示を出すなど、強気なプレーを心がけるようになった。

 しかし、昨年11月、右肘の軟骨を痛め、送球ができない状態が続く。それでも、素振りやウエートトレーニングは他の選手より1回でも多くこなし、練習後に寮に戻ってからも、他の選手が休憩していても自主練習を続けた。

 「他の誰よりも練習してきた自信がある。センバツに向け、100%の準備をする」。精神的にも成長を遂げ、メンバー入りにかける。【大原翔】

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