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東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

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震災で諦めた自然農法 和歌山移住、家族3人で見つけた新たな夢

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麦畑を前に笑顔を見せる佐々木義秋さん(右)、妻奈津子さん、長男新之助さん=和歌山県日高川町で2021年2月7日午後1時32分、木原真希撮影
麦畑を前に笑顔を見せる佐々木義秋さん(右)、妻奈津子さん、長男新之助さん=和歌山県日高川町で2021年2月7日午後1時32分、木原真希撮影

 宮城県石巻市出身の農業、佐々木義秋さん(64)は2011年3月11日の東日本大震災で親族を失い、自宅も被災した。長年、丹精込めて作ってきた自然農法による米や野菜も福島第1原発事故の放射能の影響を受けたため、生まれ育った土地で農業を続けることを断念した。16年に和歌山県日高川町に移住し、現在は新たな夢に向かって家族3人で歩んでいる。【木原真希】

 あの日、仕事で宮城県南三陸町の海岸にいた時に地震があった。すぐに車で高台に避難した。「海が山のように盛り上がり、家々を押し倒していった。あの中にいたら助からなかった」。目にした光景は、今も脳裏に焼き付いている。

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