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東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

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プレハブ校舎で最後の卒業式 3人が涙の門出 福島・大熊中

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 東京電力福島第1原発事故で全町避難を強いられ、福島県会津若松市で授業を行ってきた大熊町立大熊中学校(新井田克生校長)で12日、現在のプレハブ仮設校舎で最後となる卒業式が開かれた。4月から同中は市内の町立小学校に移転する。3人の卒業生が感謝と希望を胸に学びやを巣立った。

3.11後、転々とした仮設校舎

 大熊中は、全町避難の約1カ月後の2011年4月、会津若松市で町立の2小学校とともに授業を再開した。当時は、旧若松女子高を仮校舎としていたが、13年4月に市有地に建てられた現在の仮設校舎に移った。しかし、13年5月に119人いた生徒は年々減り続け、今年度の在校生は3年生3人だけ。市有地のリース期限が今年度いっぱいのため、4月以降は町立小学校が授業を行っている同市北部の旧河東第三小校舎に移転し、新入生を迎える。

 大熊町は19年に一部地域の避難指示が解除され、帰還が始まった。22年度に町立2小学校と大熊中を小中一貫の義務教育学校に移行。23年度に町内に新しく建てる校舎に移る予定。

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