玄海原発 運転差し止めなどの訴えを退ける 佐賀地裁

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九州電力玄海原子力発電所の運転差し止めを求めた訴訟で敗訴し「不当判決」の文字を掲げる原告ら=佐賀市で2021年3月12日午後3時5分、徳野仁子撮影
九州電力玄海原子力発電所の運転差し止めを求めた訴訟で敗訴し「不当判決」の文字を掲げる原告ら=佐賀市で2021年3月12日午後3時5分、徳野仁子撮影

 九州電力玄海原発3、4号機(佐賀県玄海町)の運転差し止めや、設置許可取り消しを市民団体が求めた二つの訴訟の判決で、佐賀地裁は12日、いずれも市民団体の請求を退けた。達野ゆき裁判長は、最大の争点だった、原発で想定される最大規模の地震の揺れ「基準地震動」の妥当性について、原子力規制委員会の審査や判断の過程に「看過しがたい過誤、欠落は認められない」と判断した。原告側は控訴する方針。

 被告は運転差し止めが九電、設置許可取り消しが国。2020年12月の大阪地裁判決は関西電力大飯原発3、4号機(福井県)の設置許可を取り消しており、同様に基準地震動の妥当性が争われた今回の訴訟も注目されたが、司法判断は分かれた。

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