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五輪記者内幕リポート

芸能事務所に聞いて分かった 著名人聖火ランナー「置き去り」の事情

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聖火リレーを辞退したアイドルグループ「TOKIO」のメンバー=東京都千代田区で2019年3月30日午後3時7分、梅村直承撮影
聖火リレーを辞退したアイドルグループ「TOKIO」のメンバー=東京都千代田区で2019年3月30日午後3時7分、梅村直承撮影

 なぜ、このタイミングなのだろうか。東京オリンピック聖火リレーの出発が25日に迫る中、著名人ランナーの辞退が相次いでいる。取材を進めると、新型コロナウイルスの影響で見通しが不透明な大会開催の行方と絡み合っていた。

 「大切にしている故郷で、本人も残念がっています。ただ、舞台のスケジュールは一人だけのものではありませんので……」

 出身地の茨城県で走る予定だった俳優の渡辺徹さんの所属事務所は、苦渋の決断を明かす。大会の1年延期を受けた聖火リレーの新たな日程を注視し、ギリギリまで調整を図ろうとしたものの、舞台日程の都合で1月に不参加を申し出た。

 大会の機運盛り上げを図るために実施される聖火リレーには、お茶の間の人気者がランナーに決定していた。その雲行きが怪しくなり始めたのはリレー出発を1カ月後に控えた2月下旬。大会組織委員会の森喜朗前会長が、女性蔑視発言で辞任した後だった。

 福井県は2月25日にランナーに選ばれていた地元出身の歌手、五木ひろしさんがスケジュールの都合で辞退したと発表。翌日には石川県で走行予定だった女優の常盤貴子さんが不参加を申し出ていたことが明らかに。ほかにも俳優の斎藤工さん、アイドルグループ「TOKIO」などが続き、著名人の「辞退ドミノ」は止まらない。

 ネット交流サービス(SNS)上では、「女性蔑視(発言)がこのような事態を招いた」「森さんの発言が許せなくて辞退は分かる」という投稿が相次いだ。組織委によると、森氏の発言を理由に辞退を申し出た著名人は…

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