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宇陀市の学校栄養職員・辰己明子さん(54)=下市町 「おいしい」笑顔のために /奈良

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「子どもたちが、おいしいと言ってくれる給食を作りたい」と話す辰巳さん=宇陀市立学校給食センターで2021年3月5日午後2時39分、廣瀬晃子撮影
「子どもたちが、おいしいと言ってくれる給食を作りたい」と話す辰巳さん=宇陀市立学校給食センターで2021年3月5日午後2時39分、廣瀬晃子撮影

 宇陀市の学校給食の現場で活躍する学校栄養職員。「子どもたちに残さずに食べてもらえる給食」を目指し、栄養たっぷりのメニューを日々考えている。

 栄養士になる決心をしたのは高校生の時。病院の調理員だった母を通じて栄養士の仕事を知り、「食べることが好きな自分に向いている」と直感した。資格取得後、高齢者施設に就職したが、「子どもの成長を見守りたい」と、学校現場で働く道を選んだ。

 献立作りのみならず、調理の工程管理、食材の調達などもこなす。学校給食センターでは、小中学校と幼稚園の計12カ所分を調理。配属直後は、食べ残しが戻ってくる度に落ち込んだが、「おいしければ食べてくれるはず」と、子どもが好む食感や味付けを研究した。今では「きんぴらごぼう」「おから」など、昔ながらのメニューも大人気で、「(容器が)空っぽで(学校から)戻ってくることが一番うれしい」。

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