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東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

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このままでは葛尾の農業は見捨てられてしまう 進まぬ山林除染

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自宅近くで子供の頃から慣れ親しみ、キノコ栽培用の原木を取ってきた山を見つめる半沢富二雄さん=福島県葛尾村で2021年2月13日、滝川大貴撮影
自宅近くで子供の頃から慣れ親しみ、キノコ栽培用の原木を取ってきた山を見つめる半沢富二雄さん=福島県葛尾村で2021年2月13日、滝川大貴撮影

 東京電力福島第1原発事故で今も帰還困難区域の福島県葛尾村野行(のゆき)地区。避難先の同県郡山市から除染が済んだ自宅跡地を訪れた元兼業農家の住民、半沢富二雄さん(67)が裏山を見上げて言った。「この辺りは山に風がぶつかって空気がよどむせいか、線量が高く出る」。地面に近づけた線量計は毎時7マイクロシーベルトを示した。

 葛尾村は人口1370人(3月1日現在)。2016年6月に大半の地区で避難指示が解除されたが、約120人が住んでいた同地区は村で唯一、立ち入り制限が続く。

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