特集

東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

特集一覧

写真やおもちゃも…福島・浪江「思い出の品展示場」が閉鎖へ

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
展示場には数多くのぬいぐるみも並ぶ=福島県浪江町高瀬の「思い出の品展示場」で2021年3月12日午後2時30分、寺町六花撮影
展示場には数多くのぬいぐるみも並ぶ=福島県浪江町高瀬の「思い出の品展示場」で2021年3月12日午後2時30分、寺町六花撮影

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の発生から10年を迎えた福島県浪江町では、津波被災地で発見された品々を持ち主や家族へ返却してきた「思い出の品展示場」が今月21日、閉鎖される。来場者や引き取り件数が減少しているためだが、現在も1万5000点近くの写真やおもちゃなどが保管されており、多くの人々が「最後の機会に」と足を運んでいる。

 友達と撮ったプリクラ。泥の跡が残るぬいぐるみ。「6年間おつかれ!」と手書きされた赤いランドセルもある。今月12日、展示品の一つ一つをじっくりと眺める人々の姿があった。「茶道具を探したくて、最後の機会だから来ました」。愛知県から初めて訪れた伏見範子さん(77)は、同町請戸地区の実家が津波で流された。高校卒業まで実家に住んでいた。展示品に知り合いの名前を見つけ「閉鎖は何だかむなしい。できればそのまま…

この記事は有料記事です。

残り743文字(全文1110文字)

【東日本大震災】

時系列で見る

次に読みたい

あわせて読みたい

注目の特集