東日本大震災10年

海峡を越えて/3 赤平市議・鈴木明広さん 弱者を見捨てない 国策問い、政治の道へ /北海道

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「赤平と福島はエネルギー政策に振り回されたという点で二重写し」と話す鈴木さん=北海道赤平市豊里で2021年3月1日、源馬のぞみ撮影
「赤平と福島はエネルギー政策に振り回されたという点で二重写し」と話す鈴木さん=北海道赤平市豊里で2021年3月1日、源馬のぞみ撮影

 ◆赤平市議・鈴木明広さん(61)=福島市

 東日本大震災と東京電力福島第1原発の事故は大量の避難者を生み、地域社会に深い爪痕を残した。移住先で孤立や貧困、コミュニティーの再生といった課題に向き合い、政治に声を届けようとする人たちが現れ、江別市や東川町などで議員となった。2019年に初当選した赤平市議の鈴木明広さん(61)もそんな一人だ。

 「この国の権力は簡単に命を切り捨てる。ひどい目に遭うのはいつも弱者だ」。鈴木さんを突き動かすのは、原発事故による避難者としての実感だ。鈴木さんは事故を機に妻と息子2人と生まれ育った福島県を離れた。

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