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元首相で、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の会長をしていた森喜朗氏が、「女性がたくさんいる会議は時間がかかり過ぎてよくない」といった内容の発言をし、それが問題視されて辞任した。
発言の内容が事実なのかも問題だし、みんながたくさん発言して議論が沸騰し、時間がかかることはそもそも悪いことなのか、というのも問題である。ともかく問題だらけなのだが、ここでは少し異なる角度から考えてみよう。それは、個人の世界観がいつ、どのようにして形成されるかだ。
立憲民主党の枝野幸男氏が国会で、森氏の先の発言に関し「昭和に生きているようだ」と言った。それはその通りなのに違いない。というのも、個人の基本的な世界観や人間観は、思春期から20歳ごろまでに作られるらしいからだ。
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