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もとをたどれば

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タワーレコード 店内ライブ年8000回

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タワーレコードのロゴマーク=同社提供
タワーレコードのロゴマーク=同社提供

 黄色に赤いロゴがトレードマークの「タワーレコード」。米カリフォルニア州の映画館「タワーシアター」にあったドラッグストアの一角で、創設者のラッセル・ソロモン氏が1940年ごろ、中古レコードの販売を始めたのが命名の由来だ。

 ロゴの色とデザインは英・オランダ系の石油メジャーの「ロイヤル・ダッチ・シェル」からヒントを得たと言われている。目立つ黄と赤色を組み合わせ、セール(安売り)を連想させた。世界各国でチェーン展開していたが、インターネット配信の台頭で収益が悪化し、米国では2006年に経営破綻した。

 日本に上陸したのは79年。米国本社の一事業部として輸入盤の卸業を始めた。札幌市に同名同業の店があったため、80年に買収して直営店をオープン。翌年に東京・渋谷の宇田川町に2号店を出すと、当時1枚4000円前後していた輸入レコードの価格破壊が起き、話題を呼んだ。広報担当者は「黄色と赤色の袋を持って街中を歩くのが、一種のカルチャーだった」と振り返る。

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