防空壕が「防火水槽」に たまった雨水を消火に 横浜の消防署

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
防空壕跡(右奥)にたまった水を使った消火訓練=横浜市西区で
防空壕跡(右奥)にたまった水を使った消火訓練=横浜市西区で

 横浜市西消防署は、大規模災害時に防空壕(ごう)跡地にたまった雨水などを消火に利用するため、社会福祉法人「ハマノ愛生会」(横浜市西区)と覚書を締結した。神奈川県内の各消防局や消防本部によると、戦時中の防空壕を有事の「防火水槽」にする試みはほかに例がないという。【樋口淳也】

 特別養護老人ホームなどを運営するハマノ愛生会の敷地には防空壕跡がある。いつごろ造られたかは不明だが、遅くとも第二次世界大戦時には防空壕として使われていたとされる。

 終戦後、同会は防空壕内にたまった水をトイレ用水などにしていた時期もあった。近年は使用を停止しており、今回、同会側が「地域のために役に立つことがあれば」と市消防局に消火用水としての利用を提案した。

この記事は有料記事です。

残り354文字(全文670文字)

あわせて読みたい

注目の特集