歴史館の収蔵庫、ほぼ満杯でピンチ 長野県民の「蔵」はいま

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遺跡から発掘された出土品が保管されている収蔵庫の棚。空いているスペースはほとんどない=長野県千曲市屋代の県立歴史館で2021年1月22日午後3時28分、坂根真理撮影
遺跡から発掘された出土品が保管されている収蔵庫の棚。空いているスペースはほとんどない=長野県千曲市屋代の県立歴史館で2021年1月22日午後3時28分、坂根真理撮影

 古文書、刀剣、古代遺跡の発掘品――。さまざまな価値ある品々を有する長野県の県立歴史館(千曲市)の収蔵庫が「ほぼ満杯」となっている。厳格に温度や湿度を管理しないとカビが生えたり腐敗したりするものもあるので、新たに収蔵庫を造るには莫大(ばくだい)な予算が必要となり、遊休施設などに保管すれば解決するわけではない。後世に残すべき県民の知的共有財産は増え続ける一方で、関係者は頭を抱えている。【坂根真理】

 「今日は特別に収蔵庫に入ってもらいますが、本当は誰も入れたくないぐらい温度や湿度の管理をしっかりやっています。でも、記事にしてもらってこの問題を多くの人に考えてもらわないとね」

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