独与党CDU、州議選で敗北 マスク取引の汚職疑惑でピンチ

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キリスト教民主同盟(CDU)の劣勢が伝えられ、落胆する候補=ドイツ西部ラインラント・プファルツ州マインツで2021年3月14日、APdpa via AP
キリスト教民主同盟(CDU)の劣勢が伝えられ、落胆する候補=ドイツ西部ラインラント・プファルツ州マインツで2021年3月14日、APdpa via AP

 ドイツの南部、西部の2州で14日、議会選が実施され、メルケル首相が所属する中道右派・キリスト教民主同盟(CDU)が得票率を減らす見通しとなった。9月にはメルケル氏の後継首相を決める連邦議会選(総選挙)が予定されているが、前哨戦で相次いで敗北を喫した。新型コロナウイルス対策用のマスク取引を巡り、連立与党の議員が金銭を授受した疑惑が影響しており、幹部は火消しに躍起になっている。

 公共放送ARDの得票予想では14日午後10時過ぎの時点で、南部バーデン・ビュルテンベルク州議会選は緑の党が約33%で第1党を維持し、CDUは24%程度(前回2016年は27%)まで落ち込んだ。西部ラインラント・プファルツ州でも、社会民主党が約36%で第1党の座を保ち、CDUは27%程度(同31・8%)にとどまる見込みだ。

 独メディアによると、疑惑を持たれたのは南部バイエルン州を地盤として、CDUと統一会派を組む姉妹政党のキリスト教社会同盟(CSU)に所属していたヌスライン連邦議会議員(離…

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