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東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

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「悲劇」大川小遺族と「奇跡」釜石の語り部 葛藤越え分かち合う苦悩

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岩手県釜石市の「いのちをつなぐ未来館」で菊池のどかさん(右から4人目)から話を聞く大川小の遺族ら=同市鵜住居町で2020年11月22日午後1時半、百武信幸撮影
岩手県釜石市の「いのちをつなぐ未来館」で菊池のどかさん(右から4人目)から話を聞く大川小の遺族ら=同市鵜住居町で2020年11月22日午後1時半、百武信幸撮影

 子どもたちの「率先避難」で多くの住民らの命が救われた岩手県釜石市の「釜石の奇跡」。一方で、児童・教職員の計84人が亡くなり、学校管理下で最も多い犠牲者が出た宮城県石巻市の「大川小の悲劇」。時に対比され、また一面的に表現されることへの違和感を抱いていた当事者たちが、東日本大震災から月日を重ね、交流を始めた。釜石の伝承施設で語り部活動をする若者が2020年夏、大川小を訪れて児童遺族の案内を受け、秋には逆に大川小の遺族が釜石を訪問した。互いの胸の内を語り合うことで、抱えてきた葛藤と苦悩を分かち合った。

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